準備体操とパドルの方法
準備体操
当然の事ですが、海に入る前にはストレッチをしてから入りましょう。
ストレッチをしないで海に入れば、足がつったり、思わぬ怪我を引き起こす原因となります。
ストレッチの方法は下記のイラストを参考にしてください。
全てのストレッチを行う必要はありませんが、1・2・3・5・7・8・9・11・14のストレッチは特に重要と思われるので、入念に行ってから海に入ってください。
パドリングンのコツ
サーフィンでは最も初歩的な事ですが、とても重要なのがパドリングの方法です。
パドリングとはボードに寝そべり上体を反らして水を掻きサーフボードを進ませる事ですが、初心者の人は、まずボードの上に寝そべった状態でボードが思った以上に安定しない事に驚くはずです。
ではパドリングの時にどのようにボードを安定させるかといえば、まず上体をしっかり起こす事です。
上体を起こすと、みぞおちより少し上から反る事ができ、そこから下はボードの上にあると思います。
そしてボードと上体の接点となる場所で、ボードをしっかり抑え付ける事でボードは飛躍的に安定します。
ボードが安定した(横揺れしない)状態でパドリングをすれば、余計な水の抵抗を受けないので早く進むということは、理解できると思います。
またボードを抑え付ける感覚と同時に、ボードのどのあたりに寝そべるか?という事も重要です。
基本的には、上体を起こした時、ノーズが水面から少し浮き出るくらいが目安となります。
後に寝そべりすぎて、ノーズが浮き上がってしまえば、前に進もうとする水の抵抗が増すので、パドルは進みません。逆に前過ぎれば、ノーズが沈んでしまうので、パドリングするどころの話ではありませんね。
ボードの上に正しい場所で寝そべり、ボードを安定させる事ができたら、次は手の平を使って水を掻きます。
パドルに最低限の筋力は必要ですが、大切なのは一定のリズムで水を前方から後方へ送り込む事です。
パドル時の手の平はリラックスした状態で軽く開いておき、手の平で水を掴んで、掴んだ水をしっかり後まで持っていく感覚で掻きます。この動作を一定のリズムで行うことがパドルのコツです。